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株式会社トンボ飲料、自社生産工場の水処理設備を「RO膜式」装置に更新、運用開始

ニュースリリース

2013年01月24日

株式会社トンボ飲料(富山県富山市、代表取締役社長 翠田章男)はこのたび、自社工場の水処理設備をイオン交換式装置からRO膜(逆浸透膜)式に更新、運用を開始しています。

RO膜式装置

RO膜式水処理装置は、原水中に存在する不要な硬度成分(カルシウムイオン、マグネシウムイオン)や塩化物イオンの除去を主な目的とする装置です。弊社ではこれまで使用していたイオン交換式から変更・刷新するべく昨年夏より工事を進めておりました。2012年11月の工事完了後も試運転、水質分析を重ね、2013年1月の生産より切り替えを実施しています。

RO膜式装置では、硬度成分や塩化物イオンを除去する能力はこれまでのイオン交換式より若干劣りますが、イオン以外の水に不要な微粒子や有機物も除去することが可能となったため、原水中の細菌も除去することができるメリットがあります。

また、今回の更新の大きなメリットには、その他に「労働安全衛生の向上」と「環境汚染リスクの除去」も挙げられます。イオン交換式装置では薬品(塩酸、苛性ソーダ)による定期的な再生作業が必要でしたが、RO膜式への更新によりその作業が不要になったためです。薬品を取り扱う装置取扱者の労働災害のリスクを回避するとともに、それらの薬品による環境汚染のリスクも排除しています。

弊社ではこれまでも、ボイラー燃料の転換(重油から天然ガスへ)、倉庫内フォークリフトの電動化など、自社工場の環境活動を推進してきましたが、今回のRO膜式装置の導入もその一環となっています。トンボ飲料ではこれからも安全で安心な製品作りをお約束するとともに、このような環境活動にも取り組んで参ります。

本件に関するお問い合わせ

株式会社トンボ飲料 広報室 担当/金田 まで
〒930-0813富山県富山市下赤江町1-6-34
Tel:076-441-4456 Fax:076-431-0264

Url:http://www.tombow-b.jp

以上

参考資料 水処理装置比較表

装置

更新前
【イオン交換式水処理装置】
イオン交換式水処理装置

更新後
【RO膜式水処理装置】
RO膜式水処理装置

目的

どちらの装置も原水中に存在する不要な硬度成分(カルシウムイオン、マグネシウムイオン)や塩化物イオンの除去を主な目的とする。

水処理原理

【イオン交換式水処理装置】
イオン交換樹脂を用いる方法。原水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分や塩化物イオンをイオン交換樹脂に取り込み、代わりに水素イオンと水酸化物イオンを水中に放出する。

イオン交換式

【RO膜式水処理装置】
水は透過するが溶質は透過しない逆浸透膜(RO膜)を用いる方法。逆浸透膜を介して原水と処理水を配置する。原水へ浸透圧以上の圧力をかけることにより、原水中のカルシウムイオンやマグネシウムイオンなどの硬度成分や塩化物イオンが除去された精製水を得る。

イオン交換式

労働安全衛生

【イオン交換式水処理装置】
薬品(塩酸、苛性ソーダ)による定期的な再生作業が必要となり、装置取扱者への労働災害のリスクがある。よって、作業者への保護設備や作業の厳重な管理が必要。

【RO膜式水処理装置】
薬品(塩酸、苛性ソーダ)は使用しないので、薬品による労働災害のリスクがない。それに伴う保護設備や作業管理も不要となる。

環境汚染

【イオン交換式水処理装置】
薬品(塩酸、苛性ソーダ)を使用するため、環境漏洩に対する付帯設備が必要であり、厳重な管理が必要。

【RO膜式水処理装置】
薬品(塩酸、苛性ソーダ)が不要となると共に、薬品による環境汚染のリスクがない。それに伴う付帯設備や作業管理も不要となる。



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