トンボ飲料の所在地・富山県は、北は日本海、南は“霊峰”立山に代表される3000m級のアルプスが連なり、ダイナミックな自然のパノラマを形成しています。
山々に降り積もった雪はやがて雪解け水となり、流れ出る河川の多くは日本を代表する急流河川で、それゆえ淀むことなく、清冽な流れとなり地表や地下を流れます。
地下にしみ込んだ水の一部は、花こう岩など浄化作用に優れた天然のフィルターを通り、数多くある扇状地で湧き水や自噴(じふん)水となっています。
こうして生まれる富山の飲料水は、全国トップレベルの水質を誇ります。
「名水百選」「平成の名水百選」(環境省選定)には、富山県からは合計8箇所の水源が選ばれており、これは熊本県と並び全国最多です。
弊社工場では飲料やゼリーの生産に、そんな富山の水を使用しています。
富山県は全国的にみて自然災害が極めて少ない県です。
概ね大地震発生リスクが低く、今後30年間の震度6弱以上の大地震発生確率は、弊社工場立地地点では6%以下*です。
近隣県で大地震が発生した時でも、富山県を囲む北アルプスの地下にあるマグマ状の岩石帯が地震波を吸収するため、揺れが小さくなると言われています。
*地震調査研究推進本部「全国地震動予測地図2014年_版」より
地震はもとより降水や台風による大規模水害の被害もほとんどなく、自然災害対策として、富山県での生産はリスク分散に適していると言えるでしょう。
また、日本列島のほぼ中央部、東京・大阪・名古屋の三大都市圏からほぼ同距離という立地で、全国各地への輸送にも利便性があります。
北陸自動車道と東海北陸自動車道を利用することで、東西南北あらゆる方向からアクセスが可能で、2015年3月に開業した北陸新幹線により、首都圏からのアクセスが容易になりました。
ほか、空路・海路についても富山県内だけでなく、石川県(小松空港、金沢港など)の施設も利用できます。万が一の災害の場合もアクセスルートがすべて寸断されるということはなく、被災地を避けた緊急輸送ルートを確保することが可能です。